musubiオープンDays第3弾を終えての考察(Vol.2)

◎《結果2:今回起こった10の嬉しい出来事》に対する考察


(1)長期滞在者(約1週間)が2名いて、その2人の存在が全体に対して良い影響を与えてくれていた

(2)ドリンク提供/料理/掃除/洗濯など、一般的にはスタッフを行う作業を参加者が行ってくれていた

(3)悩みや課題を抱えている参加者のフォローを他の参加者がするという循環が起こっていた

(4)参加者全員でのシェアタイムに、多くの人が自分の変化や心の声を共有できていた

(5)今までのオープンDaysよりも参加者の満足度が高かった(気がする)

(6)当初の予定よりも滞在期間を延長する人が複数名いた

(7)musubi全館(3Fを除く)の清掃と、広場の草刈りがひとまず完了した

(8)約1週間の期間で、1ヶ月の経費(家賃/水道光熱費/食材費)相当のギフト(お金)が集まった

(9)僕がやりたいことをやれる自由な環境ができていた

(10)musubiの運営に関わりたいという方が複数名出てきた



今回のオープンDaysの中で、個人的に最も嬉しかったことであり、これがすべてのよかったことの原因と言っても過言ではないと思っていることが、


(1)長期滞在者(約1週間)が2名いて、その2人の存在が全体に対して良い影響を与えてくれていた


ということだと思う。まずは、改めて2人に感謝を伝えたい。

めぐちゃん、つよぽん、本当にありがとう!!!!!



今までは、「musubiではギフトシェア(才能を持ち寄る)という世界観を大切にしていて、ホストとゲストの境目をなくして、“やりたい人がやりたいことをやる”という運営スタイルを採用しています」といった言葉で説明をしても、なかなか具体的なイメージを共有することが難しかった。一人ひとり言葉の定義や解釈が異なるために、何をしてよくて、何をしてはいけない、などといった基準も曖昧だったため、世界観の共有に課題を感じていた。


しかし、今回はこの2人を中心に、すでにその場でギフトシェアの世界観で存在してくれる人がいたことで、「彼らみたいな感じです」といった具合に、説明をすることがとても容易だった。


新しくmusubiに来た人にギフトシェアの世界観を話すとき、「さっきドリンクを提供してくれた彼も、スタッフではなくあなたと同じ参加者なんです。キッチンで料理を作っている彼も、掃除している彼女も参加者で、みんな自分がやりたいと思ったことをやっているんです」といった具合に伝えると、今まで色々な言葉を駆使して説明していたギフトシェアの概念が、一発で伝わる。そして、彼らの存在のおかげで、みんなが自分に対して「ここでは、自由にやりたいと思ったことをやっていい」という許可を出せるようになり、自然とギフトの循環が起こるようになっていった。



少し話は逸れるが、「何をしてもよいし、何もしなくてもよい」という完全に自由な環境が用意されたときに、人は怠惰に向かうのか、誰かへの貢献に向かうのかは、とても興味深いテーマだが、僕は後者だと信じている。そして、実際に今回のオープンDaysはそれを証明するひとつの好例だったと思うし、今後GiftShareやmusubiにおいて証明されていくことを期待している。


世界を俯瞰的に見ると、それは命の循環によって成り立っている。そして、人はその循環の外で生きているのではなく、その世界の一部として循環の中で生きている。そのことから考えれば、循環の環(わ)を構成する点である個人を見たら、(一切の常識という名の思い込みや強制がなければ)「誰かから何かを頂き、誰かに何かを与える」という生き方をするのは、至極当たり前だと思う。


僕は「誰かから何かを頂き」の部分を深く理解(感謝)することで、“生きる意味”が与えられ、「誰かに何かを与える」の部分を深く追求することで、“生きる役割”が与えられると考えている。


そんな“生きる意味”と“生きる役割”を見つけられる場所として、musubiが成長していけば嬉しい。



さらに話は逸れるが、今後のGiftShare構想の一部として、教育・啓蒙の活動も始めていきたいと思っている。おそらくスクール形式の活動になっていくと思うが、それは大きく分けると“ギフトを生きる”と“ギフトを活かす”をテーマに構成する予定だ。それはもちろん、上に書いた“生きる意味”と“生きる役割”とも紐づく。


 “ギフトを生きる”とは、自分に与えられた才能・個性を十二分に受け取り、その与えられたものに感謝することからはじまる。簡単に言えば自己愛の確立や自己統合を支援するプログラム。生まれてから今までに持ってしまった不必要な概念や囚われを手放し、本来の自分を生きはじめるための支援をしていきたい。


“ギフトを活かす”は、その才能や個性を活かし、誰かのため、社会のために活用していくためにどうしたらよいかを学び、実践するところまでを支援するプログラム。簡単に言えば自分の才能や個性を活かしたビジネスモデルを構築するプログラムのようなものかもしれない。


世の中に数多あるビジネスセミナーは、自己愛の確立や自己統合をまったく取り扱わずに、過去に上手くいったビジネスモデルから学ぶ、稼ぎ方や儲け方に終始することが多い。稼ぎ方や儲け方を学ぶことが悪いわけではないが、そこに“自分の生きる意味”がしっかりと紐づくことで、既存のものとはまったく違うものになるだろうと考えている。


ご興味のある方、プログラムを一緒につくっていきたい人がいれば、ご連絡ください。このプログラム自体もギフトシェア型(才能の持ち寄り)でつくっていけたら嬉しいなぁと思っています。


話が逸れ過ぎました(笑)


長期滞在者の2人がいてくれたおかげで、すべての良い循環が生まれたことは間違いない。この2人が、自然とギフトシェア的な在り方でいてくれたことは本当に幸運であり、幸せなことだった。今思えば、社会の最小人数は3人なので、僕を含めて3人がこの場にいたことがよかったのかもしれない。


ある場において、1人や2人が色々と動いていても「あの人は働き者だね」という見方になってしまうことが多いが、今回は3人がmusubiにおける共通価値観としてギフトシェア的に存在してくれていたため、後に合流した人にとっての良い基準となり、みんなが同じような価値観で動きはじめていった。もちろん、この3人が責任感や正しさなどを基に、嫌々行動していたらきっとこのような伝播は起こらなかっただろう。幸いなことに、出逢ったばかりの3人ではあったが、とても良い関係が築かれ、自分たち自身が心からその場を楽しんでいたために、その楽しさや価値観が自然とまわりの人たちに広がっていったのだと思う。このことから考えると、新しいコミュニティをつくるときには、まず3人の価値観を共有したメンバーを持つということは大事なポイントかもしれない。



「人は環境の奴隷だ」という言葉は強烈過ぎるかもしれないが、人は間違いなく自分が所属する環境の影響を受けて生きている。環境の中で一番強い要素は“人”だ。誰と一緒に生きるかによって、自分の価値観や考え方も変われば、日々の行動も変わってくる。それだけで人生が変わるといっても過言ではない。


世界的に活躍している経営コンサルタントの大前研一さんの言葉に、「人間が変わる方法は3つしかない。1番目は時間配分を変える。2番目は住む場所を変える。3番目は付き合う人を変える。この3つの要素でしか人間は変わらない。最も無意味なのは『決意を新たにする』ことだ」という名言がある。つまりは、今と同じ環境にいながら自分を変えようと必死に努力するよりも、自分を取り巻く環境自体を変えてしまった方が、よっぽど簡単に、そして効果的に、自分を変えられるということを言っているんだと僕は思う。


そういう観点で見ると、今回のmusubiは3人を中心に良い環境ができていたのだと思う。短期間の滞在とはいえmusubiでの暮らしは、時間の使い方も、住む場所も、付き合う人も、日常とは違うものだったはずだ。そんなmusubiでの暮らしが参加者一人ひとりの人生を変えるきっかけになれば嬉しい。


ちなみに、スーパー蛇足情報だが、大前研一さんは僕の高校の先輩である(笑)




(1)以外の(2)〜(10)を細かく書くこともできるが、長くなり過ぎるので今回は省略する。繰り返すが(1)があったおかげで、残りの9個は生まれたと思っている。


ちなみに、長期滞在者の2人が象徴的な存在だったため、このようにまとめてはいるが、2人以外にも素晴らしい貢献をしてくれた人はたくさんいたことを、書き残しておきたい。一人ひとり名前をあげて、貢献してくれたことを紹介したいくらい感謝しているが、きりがないのでやめておく。何より、この考察の最初に書いたように、musubiに来てくれたこと自体が最大のギフトだったと思っている。本当にありがとう!!!!!



念のため、再出。


(1)長期滞在者(約1週間)が2名いて、その2人の存在が全体に対して良い影響を与えてくれていた

(2)ドリンク提供/料理/掃除/洗濯など、一般的にはスタッフを行う作業を参加者が行ってくれていた

(3)悩みや課題を抱えている参加者のフォローを他の参加者がするという循環が起こっていた

(4)参加者全員でのシェアタイムに、多くの人が自分の変化や心の声を共有できていた

(5)今までのオープンDaysよりも参加者の満足度が高かった(気がする)

(6)当初の予定よりも滞在期間を延長する人が複数名いた

(7)musubi全館(3Fを除く)の清掃と、広場の草刈りがひとまず完了した

(8)約1週間の期間で、1ヶ月の経費(家賃/水道光熱費/食材費)相当のギフト(お金)が集まった

(9)僕がやりたいことをやれる自由な環境ができていた

(10)musubiの運営に関わりたいという方が複数名出てきた


(10)については考察の最後に触れたいと思う。



(Vol.3に続く)

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