オフグリッドから見る新しい世界

greenz.jpさんが主催するオフグリッドDIYクラスに参加し、藤野でオフグリッド生活を送っている4軒のお宅にお邪魔してきた。 



「グリッド」とは電力会社の送電網のこと。電力会社と契約をせず太陽光発電などで電力を自給して暮らすことやそのシステムのことを「オフグリッド」という。また、広義の意味では、送電網に限らず、交通網やエネルギー網、情報網、金融網などさまざまな網(グリッド)に縛られない生き方のことを指す。 


これからの時代、暮らしの中で、今まで無自覚に「他人任せ」にしていたことを「自分ごと」に戻していくことがトレンドになる。その中でも、多くの人が向き合うべきことのひとつに、エネルギーがあるだろう。


東日本大震災が起こり、原発の是非を問う人は増えた。電気との付き合い方を見直し、生き方を根本的に変えた人は少なくない。


その中でも特に知名度が高く、「完全オフグリッド生活」の代名詞のような存在であるサトウチカちゃん。WEB版『女性自身』で毎週連載を持ち、暮らしを楽しみながらその姿でオフグリッドの啓蒙活動をしている彼女は、僕の高校時代の同級生だった。


去年の10月に、約15年ぶりに彼女と再会した。高校時代の友人との付き合いはほとんどなくなっていたのに、まさかこんなところで、とても近い価値観で生きている彼女と出逢い直しができるなんて思っていなかった。純粋にとても嬉しかった。


彼女からオフグリッドのことを色々と教えてもらい、その生き方にこれからの時代を考える大きなヒントがあると感じた。そして、オフグリッドをより深く学び、暮らしの中に取り入れる方法を知りたいと思ったところ、タイミングよくGreenz.jpさん主催のオフグリッドDIYクラスが開催されると聞いたので、参加することにした。


実は、諸事情により、残念ながらこのクラスは前半のみしか参加できなかった。しかし、とてもいい勉強になったし、たくさんの大事な気づきも頂いた。



オフグリッドというと、やはりチカちゃんのように完全オフグリッド生活をイメージし、東電との契約を終了し、100%の電力自給をして生きていくことをイメージしていた。しかし、今回のクラスでは、暮らしの一部にオフグリッドを取り入れているライトなオフグリッドハウスから、ほぼ100%の電力を自給しているハードなオフグリッドハウスまで、さまざまな度合いのオフグリッドを見させてもらえた。自分の暮らしにあわせた形で、できる範囲で一部オフグリッドを取り入れることからはじまるオフグリッドもあるというのは新しい気づきだった。これならば、暮らしに取り入れられる人も多くなるだろう。


僕は、別に100%の電気を自給しなければいけないとは思わない。もちろん、地球や人々の暮らしにとって危険であったり、問題がある形で電気をつくることには賛成できないが、自然と共存できる形でつくられた電力を外部から購入することは悪いことではないと思う。


ただ、もし一部だけでも電気を自給する暮らしをはじめたら、電気もすべて自然から与えられて生まれるものなんだなということを知ることができるだろう。そして、普段、スイッチを押せば当たり前に使える電気にも、それを与えてくれている自然(太陽や地球)にも感謝ができるようになるのではないかと思う。



電気を自給するということ。「オフグリッド」はこれからの時代、とても大事なキーワードになるだろう。



暮らしや生き方を再構築するということ。

その先にある社会を再構築するということ。



さまざまなグリッドから解放された生き方とは?

解放された生き方をする人たちが集まってできる社会とは?

その社会は、僕たちを幸せにするのだろうか? 



さまざまな切り口から、新しい時代の生き方を見ていきたいと思う。

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